ArcMapでの描写力について、ベースマップを考える。

NeWsBM+BG

 現在、作業中のGISオペレーションにて

とことん『ArcMap』の機能を使い込んでやろうではないか

と、奮闘中です。

 

 これまで、データの質(精度)にこだわりを持って来たので

表現力は2の次に考えていました。

 それは、今でも変わらないのですが…。

 

 

 折角、データの精度を上げたところで、

ベースマップ(以下、BM)が、きちんと整っていなければ

データの精度も併せて下がってしまう事に、今さらながら改めて思い知らされた次第です。

 上記、BMは『基盤地図情報』と『国土数値情報』等からダウンロードしたデータソースを、調整したもの。左図に陰影起伏等を加えたものが右図になります。

※ソースデータダウンロードはこちらを参照ください。

 

 見栄えは、断然…陰影起伏付きの右図ですが

植生データ等を載せる際は、邪魔になります。

 現場に人を連れて行く際配る図面は、右図が適しますが

調査員が書き込む図面としては、左図でグレースケールが適すように感じます。

NeWsBM+AP

 今年、長らく出張が続くとある無人島の現場では、

右図のような航空写真をベースにした図面が重宝しています。

※右図は無人島ではありません。

 

 岩上植生等の上空から確認しやすい個所を、現場で探す際にやはり便利です。

 サンプルデータを使用し、幾つかのBMにて比較します。

※誤解の無いよう、サンプルデータはラベル等を非表示にしております。

実際は、様々なラベルを表示させる事が可能です。

 

1. 地形図 2万5千分1

 見慣れた図なのですが、やはりラスタデータは解像度に依存します。

粗さが目立つ感じとなってしまいました。

 

2. 公開されるGISデータを、弊社にて調整

 標高や地名と言ったPOI等は、あえて非表示にしております。

サンプルデータのラベルも現在、ほとんどを非表示にしております。

 

 

3.4.枚目について…の前に、

ArcGIS データコレクション

 先日、私のGISの師匠とも呼べる方と一席設けた際に…

ArcGIS データコレクション 2014

を薦められました。

 

 

 値段の高さがネックなのですが、サンプルデータをESRIより頂き

確認したところ…。

データソースは、上記2.パターンとほぼ同様の仕様。

 チューニングしたのが、さすがはESRI社!

それとも、ゼンリンのデータもソースとしている違いか?

 

 いずれにしても、買う価値があると思いました。

弊社で購入希望とするパッケージで…約50~60万/PC1台。

スペックを下げても、約15万/PC1台。せめて、ライセンス形態でなくデータ販売にしてくれれば!

 事務所に1ライセンス、出先のノートPCに1ライセンスじゃ最低でも2ライセンス必要です。

ArcGIS データコレクション 2014 広域地図+地形

3. ArcGIS データコレクション 2014 広域地図+地形

※やはり、誤解の無いようにサンプルデータと地名等のラベルは非表示にしております。

 

 地形図としての機能を果たしているか?

等高線の表示設定をいじれば、十分そのポテンシャルがあります。

 現在は、デフォルトの設定からラベルのみを非表示にしております。

ArcGIS データコレクション 2014 公共地図+地形

4. ArcGIS データコレクション 2014 公共地図+地形

※ラベル非表示等同上。

 

 野生生物調査の現場では、広域地図の方が使い勝手がよさそうですが、

都市・市街地近郊での環境調査等では公共地図も活躍しそうです。

 

 

 さらに、詳細地図なるサンプルデータもありますが、

建物等の詳細形状まで確認できるレベルの精度です。

 以前やった騒音解析の時に、欲しかった情報が…。

 ArcMap(GIS)には多彩な描写力があり、

その機能を使いこなすには、GISデータの作り込みが必須となります。

 

 無論、現場の生データも同様に作り込ますに多彩な表現は叶わない訳ですが…。

 

 

 以前は、BMは2の次で地形図としての機能を果たしていれば良し…生データを高精度で作り込むぞ!!

として来たわけですが、BMも同様の描写力で表現せねば

早い話が、肝心の生データの方が浮いてしまう。

肝心の生データの表現手法が多彩となっても、下図とマッチせず(見辛い)結局選択肢が狭まる

 

 まだまだ、使い切ってないArcMapの機能は多くあります。

初心に戻り、目についたアイコンを片っ端からクリック等して

ArcMapを掘り下げていきたいと思います

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